夫婦の財産どう分ける?

 

 

夫婦の婚姻関係が破綻して、離婚する際には財産分与が行われます。分与の割合は原則2分の1ずつとなっています。以前は夫が主たる給与所得者で、妻は専業主婦かパート勤めで、婚姻期間中の収入は夫によるものが多いため、財産による貢献度は妻の方が低く、分与の割合は2割前後ということが多かったのですが、近年では妻の貢献度の見直しや男女平等という観点から2分の1ずつとなってきました。例外としては、会社経営者、医師、弁護士などの特殊で高収入な職業についている場合は夫の割合が増加します。分割の対象となる財産は、現預金や土地家屋のみならず、電化製品や年金、退職金なども含まれます。土地家屋の場合は売却して換金し、それを半分に分けるか、もしくは、一方が住み続ける場合はその対価を現金で支払う、などがあります。難しいのは住宅ローンを組んでいる場合で、売却額がローン残額を上回る場合は、その残額を半分に分けるのですが、売却額がローン残額を下回る場合は、その債務は名義人や保証人がそのまま引き継ぐことになります。大抵の場合は夫名義ですから、夫が家屋とローンを引き継ぐことになります。妻は、家屋に関する財産は得られませんが、その代わりローンを引き継ぐこともありません。このような難しいケースには十分な話し合いが必要になってきます。なお、分与するものは婚姻期間中に形成された財産に限りますので、婚姻前に所有していた財産や親から相続したものは対象外となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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